JTB関東、富岡/軽井沢間のシャトルバス運行開始、セット商品も
JTB関東は8月9日から、富岡製糸場とJR軽井沢駅の間を結ぶシャトルバス「コクーンシャトル(富岡・軽井沢線)」の運行を開始する。富岡製糸場は世界文化遺産への登録後、観光客が急増しているが、周辺の観光地との間を結ぶ二次交通の供給量が不足していることを受けたもの。あわせて7月31日から、シャトルバス乗車券と富岡製糸場の入場券、上信電鉄の乗車券をセットにした旅行商品の販売を開始した。
コクーンシャトルは1日3往復、土・日・祝日に運行。車内では富岡製糸場と軽井沢町に関するDVDを放映する。セット商品は、富岡/軽井沢間のコクーンシャトル往復乗車券と富岡製糸場入場券のセットと、上信電鉄の高崎発富岡行き片道乗車券、富岡製糸場入場券、富岡/軽井沢間のコクーンシャトル片道乗車券をセットにした商品の2種類を用意。後者は高崎から上信電鉄に乗り、富岡製糸場を見学後にコクーンシャトルで軽井沢へ向かうもので、軽井沢から富岡、高崎に向かう反対のルートでも購入できる。
セット商品の設定期間は8月9日から来年3月29日までの土日祝日で、1月1日は除く。旅行代金はコクーンシャトル往復券と富岡製糸場入場券のセットが大人1名3500円、子ども1名1750円で、上信電鉄乗車券も加えたものは大人1名様2800円、子ども1名1400円。販売はインターネットでおこなう。なお、来年4月以降のコクーンシャトルの運行については、現時点では未定としている。