日本旅行、富山で鉄道と自然のモニターツアー、首都圏対象に
日本旅行はこのほど、同社の「鉄道プロジェクト」と富山県が共同開発した「富山の自然とエコを体感する鉄道の旅」の販売を開始した。旅程は8月22日出発のみの2泊3日。富山県が擁する黒部峡谷鉄道などの各種鉄道と、立山黒部アルペンルートなどの自然観光資源の魅力を首都圏在住のファミリーなどに訴求するもので、今後の商品開発に向けたモニターツアーとして催行する。
同ツアーは、富山県内では黒部峡谷鉄道のトロッコ列車、富山地方鉄道の特急列車に乗車。首都圏/富山県間の移動では、北越急行「はくたか」や高山本線「ワイドビューひだ」に乗車する。また、ツアー料金には含まれていないが、フリータイムには路面電車「富山ライトレール」や、富山新港と高岡市を繋ぐ万葉線に乗ることなどもできる。
観光および見学スポットは、黒部峡谷鉄道の車庫、黒部川電気記念館、欅平ビジターセンター、宇奈月ダム・発電所、魚津埋没林博物館などを訪れる予定。宿泊施設は、1泊めは宇奈月温泉の「ホテル黒部」、2泊めは富山駅に隣接する「富山地鉄ホテル」に宿泊する。
旅行代金は4名以上1室の場合、大人1名が5万7800円、子ども1名が3万7800円。定員は30名で最少催行人員は20名。申し込みは日本旅行上野支店でのみ受け付ける。「鉄道プロジェクト」と富山県による協働は今後も継続するという。