日本航空、下期からBOS、SFO、SGN線のダイヤ変更-乗継利便性向上で
日本航空(JL)は2014年の冬ダイヤから、成田/ボストン線、ホーチミン線と羽田/サンフランシスコ線、ホーチミン線のスケジュールを変更する。今後成長が期待される北米/アジア需要の取り込み強化と、北米やアジア各国から日本各都市への接続利便性の向上をはかるため。成田/ボストン、ホーチミン線、羽田/ホーチミン線は10月26日から、羽田/サンフランシスコ線は12月1日から変更する。
成田/ボストン線は成田午前発から夕方発に変更。これにより、アジア各都市からボストン線に同時接続できる都市数が、現在の7都市から15都市に増加する。また、成田/ホーチミン線は成田早朝着から夕方着に変更し、同路線から4時間程度で接続できる都市数を、現在のシカゴ、ボストン、ニューヨークの3都市から、ダラス、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバーを追加した7都市へと拡大。米国西海岸への接続利便性の向上をはかる考えだ。
羽田/サンフランシスコ線、ホーチミン線は、羽田への到着時間を夜から早朝に変更し、羽田からJALグループが運航する国内線全線への同日乗継を可能にする。また、サンフランシスコ線については、羽田発着のアジア7路線への同日接続も可能になるという。
さらに、北米/アジア需要の取り込みについては、JLと共同事業を展開中のアメリカン航空(AA)も成田/ロサンゼルス線の運航スケジュールを変更することについて言及。JLによると、JL便への乗り換えの際の待ち時間が減少するなど、利便性が向上するという。
各路線のスケジュールについては、以下の通り。
▽JL スケジュール変更分
・成田/ボストン線(10月26日~)
JL8便 NRT 18時20分発/BOS 16時50分着
JL7便 BOS 11時50分発/NRT 15時35分着※翌日
※10月26日から11月1日、2015年3月8日以降は時差のため、ボストン発着時刻は表示より1時間後になる
※2015年1月1日以降の出発は、JL8便が15分遅着、JL7便が10分遅発
・成田/ホーチミン線(10月26日~)
JL759便 NRT 17時55分発/SGN 22時30分着
JL750便 SGN 08時10分発/NRT 15時35分着
・羽田/サンフランシスコ線(12月1日~)
JL2便 HND 00時05分発/SFO 16時25分着※前日
JL1便 SFO 00時35分発/HND 05時00分着※翌日
※15年3月9日以降は時差のため、サンフランシスコ発着時刻が1時間後となる
※11月30日のJL1便は運休
※15年1月1日以降の出発はJL2便が10分遅着、JL1便が10分遅発
・羽田/ホーチミン線(10月26日~)
JL79便 HND 01時30分発/SGN 05時50分着
JL70便 SGN 23時45分発/HND 06時55分着※翌日
▽AA 成田/ロサンゼルス線 運航スケジュール(10月26日~)
AA170便(JL7016便) NRT 17時05分発/LAX 09時55分着
AA169便(JL7015便) LAX 11時25分発/NRT 16時30分着※翌日
※10月26日から11月1日、2015年3月8日以降は時差のため、ロサンゼルス発着時刻は表示より1時間後になる