トランスアジア航空機、台湾・馬公で墜落-台風の影響

  • 2014年7月24日

 トランスアジア航空(GE)の高雄発馬公行きGE222便が日本時間の7月23日夜、台風の影響により馬公空港付近の西渓村に墜落した。使用機材はATR72型機で、旅客54名と乗員4名の計58名が搭乗。うち48名が死亡し、10名が負傷した。乗客に日本人は含まれていないという。

 GEによれば、同便は高雄を16時00分に出発する予定だったが、台風により遅延し、17時30分頃に出発。馬公には同日18時30分に到着する予定だったという。同社では現在、事故の原因について調査を進めており、ウェブサイト上では「今回の事故を重く受け止め、安全の維持・向上に向け、全社をあげて取り組む」とのコメントを発表している。