JTB首都圏のJTBロイヤルロード銀座は7月15日、「クイーン・エリザベス専用クルーズセレクション」の販売を開始した。昨年横浜への初寄港で注目が集まり顧客からの需要も高まったことや、クイーン・エリザベスを保有するキュナード・ラインの創立175周年を記念して造成したもの。ゴールデンウィークのコースも設け、シニアに加え、幅広い層への客層拡大をめざす。

　今回セレクションでは、全11コースを用意。往復の航空機とクルーズを組み合わせたフライ＆クルーズのほか、2014年の初寄港の際には100名以上のキャンセル待ちが出たという横浜港で乗下船するコースも設定した。

　横浜港乗船コースは、香港までの9日間、シンガポールまでの18日間、ドバイまでの28日間を用意。また、横浜下船コースでは、シドニーから乗船する17日間を提供する。

　このほか、キュナード・ラインの創立175周年を記念し、2015年5月3日に母港であるイギリス・サウザンプトン港に同社が保有する客船が3隻集合することを受け、同日に合わせたフライ＆クルーズ「欧州ショートクルーズ9日間」も設けた。なお、同コースは日本の旅行会社ではJTBロイヤルロード銀座のみが販売する。

　旅行代金は例えば、「ワールドクルーズ2015 シドニー乗船～横浜下船 区間クルーズ17日間」の場合、2名1室利用で大人1名74万8000円から159万8000円、「ゴールデンウィーク利用 欧州ショートクルーズ9日間」の場合、2名1室利用で大人1名69万8000円から109万8000円に設定した。

　なお、今後ハワイの「プライド・オブ・アメリカ」や「ディズニークルーズ」専用クルーズセレクションの販売も予定しているという。