KNT-CTホールディングスの2014年5月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比3.4％増の129億4203万円となった。団体旅行は26.3％増の28億9456万円と増加したが、企画旅行は12.4％減の66億2833万円と減少。個人旅行は28.6％増の34億1914万円と2桁増だった。

　団体旅行の内訳は、一般団体が26.5％増の25億4842万円で、学生団体が25.2％増の3億4614万円だった。また、企画旅行のうち、ホリデイは東アジア方面の不調や低価格商品のラインナップを縮小した影響から37.9％減の16億1325万円と減少。一方、クラブツーリズムはアメリカ、オセアニア方面が好調となったが、昨年実施したチャータークルーズの反動などで1.1％増の50億995万円となった。

　なお、海外旅行以外では、国内旅行が4.1％増の312億660万円、外国人旅行が44.8％増の12億996万円で、合計が4.5％増の459億4484万円となった。