JTB首都圏のJTBロイヤルロード銀座は7月9日、「週末・連休2泊3日で行く夢の休日」の販売を開始する。今回、長期休暇の取得が難しい富裕層を対象に、週末、連休などの休暇を利用し短期間で参加できる2泊3日のプランを設定。平均単価は国内約40万円、海外約50万円で、高品質かつ付加価値の高い旅行商品として提供するという。

　海外旅行では、全コースビジネスクラスを利用。2014年春にオープンしたマンダリンオリエンタル台北に宿泊するコースや、専用車と専任ガイドを用意したフリーエスコート付きのコースなどを設定。国内旅行では、日本航空（JL）国内線ファーストクラスを利用し、約100万坪の敷地を持つ宮古島のリゾートホテルに滞在するコースや鹿児島の大自然の中のプライベートリゾートに宿泊するコースなどを設けた。

　旅行代金は例えば、「JAL国内線ファーストクラスで行く宮古島『THE SHIGIRA』で過ごす休日3日間」の場合2名1室利用で1名50万円、「プライベートリゾート『天空の森』で憩う宮崎・鹿児島3日間 ～一つの里山を限られたゲストのために～」は1名59万円。このほか「マンダリンオリエンタル台北で過ごすラグジュアリー台北ステイ3日間」の場合1名43万円から、「ザ・リッツカールトンミレニアシンガポールで過ごすシンガポール4日間」は1名66万円からに設定した。

　なお、同社によるとここ数年は短期間で渡航できる方面の販売が好調。特にシンガポール、バリの2013年度実績は前年比2割増で、香港、マカオも2倍以上という。