海のリゾートで過ごす夏(3) 福井県・若狭-アクセス向上で身近に

 福井県若狭地方は京阪神からの玄関口。東西に伸びるエリアは若狭湾のリアス式海岸に面し、風光明媚な景観が広がる癒しの里だ。夏は白砂青松の海水浴場が賑わい、夏の風情に溢れる。

 舞若道全通でキャンペーンも

この夏に合わせたようにアクセスが向上。舞鶴若狭自動車道が7月20日、小浜IC(小浜市)-敦賀JCT(敦賀市)の開通で全通。小浜-敦賀間の所要時間が約30分短縮され、エリア内外の移動が便利になる。

 若狭エリア内の舞若道区間「若狭さとうみハイウェイ」の全線開通を記念し全域で7月1日-11月末まで「海湖と歴史の若狭路キャンペーン」が展開される。

 小浜市では若狭歴史博物館が7月18日にリニューアルオープンする。重要文化財の青蓮寺所蔵・聖観音菩薩立像など若狭地方の貴重な仏像などを展示する記念展を11月30日まで行う。若狭町では7月20-21日、県内の食や物産が楽しめるオープニングイベントを開催。美浜町総合体育館では10月4日-11月16日に「若狭路恐竜展」が開かれる。三方町では期間中、三方五湖を望むレインボーラインの通行料が半額に。

 そのほか、特産品が当たるスタンプラリーや、宿泊や特産品の購入で1万円以上を利用した観光客に還元するキャンペーンも併催する。

 

情報提供:トラベルニュース社