JTBBWT、墨田区でものづくり体験学習、中学生向けに設定
JTBコーポレートセールス(JTBBWT)はこのほど、墨田区及びキッザニアの企画と運営を手がけるKCJ GROUPと共同で、中学生向け体験型学習プログラム「すみだジュニアマイスターになろう!」を開発し、7月3日に販売を開始した。
生徒は墨田区の7つの工房に分かれて弟子として職人体験に参加。事後学習として実際に作った製品の素晴らしさやものづくりの思いを顧客に伝える「商品カード」を作成し、終了後に各工房の職人から「すみだジュニアマイスター」に認定される。
単なる見学だけではなく実際のものづくりに挑戦し、更にものづくりのこだわりや品質を支える工夫について商品カードにまとめることにより、キャリア教育と連動させ、価値観掲載や課題対応能力の向上、キャリアプランニング能力の引き上げなどにつなげるねらい。
工房は、2012年夏から「JTB旅いく×アウトオブキッザニアinすみだ」を開催している墨田区の7つの工房で、屏風や金属加工、時計作りなどの体験が可能だ。体験プログラムはKCJ GROUPが監修し、学校などでの事前事後学習教材開発はJTBBWT・お茶の水女子大学旅いく研究チームメンバーが担当した。
販売価格は4200円で、受入人数は1回あたり30名以上140名まで。JTBBWTでは今後、全国からの修学旅行や1日校外学習といった学校行事の利用を見込んで、同プログラムを発展させていくとしている。