近畿日本ツーリスト・e宿7月スタート(2) グループの強みを最大化
-具体的には宿泊施設にどんなメリットを訴えますか。
シニア層や小グループを開拓 410万会員にリーチ
KNT-CTホールディングスのグループ力を活かし、他OTAとは違う役割のOTAを目指していきたい。
クラブツーリズム会員の利用が期待できることも大きな強みです。ロイヤリティのある410万人の会員がいます。中核を占めるのがシニア層で、曜日にとらわれない、時間的にも余裕のあるシニア層へ向けて、作成された宿泊プランが冊子紙面を通しても、ユーザーへリーチするOTA。クラブツーリズムユーザー向けへ電話予約も開設し、リーチした宿泊プランを、予約へつなげていきます。準備ができ次第、事前クレジット決済、施設発信のメールマガジン機能をリリースしていきます。
また、20人くらいまでの小グループの予約を宿泊施設と、うまくマッチングできるような機能も搭載する予定です。小グループ機能では新たな需要創出を行うOTAを目指していきたい。
クーポン契約のある宿泊施設や、チェーンホテル、ビジネスホテルなどで、年内に1万軒の登録を目指し、お部屋の出し入れ自由、料金設定が自由なインターネットの原点回帰で、宿泊施設様と共に歩ませていただきたいと思っています。
情報提供:トラベルニュース社