JTB2社が浅草バスツアー、侍と忍者のパフォーマンス実施-訪日客対応も

  • 2014年7月1日

 JTB国内旅行企画とJTBグローバルマーケティング&トラベルは7月1日から、浅草エンターテイメントバスツアー「サムライ&忍者 サファリ」の販売を開始する。これは浅草の無料巡回バス「パンダバス」など着地型観光素材を開発するセグラスツーリズムエージェンシーと企画したもの。

 バスツアーでは、日本初という移動型劇場バス「サムライ&忍者 サファリ」で雷門やスカイツリーなどの観光スポットを巡りながら、浅草の町を舞台に侍と忍者が繰り広げるストリートパフォーマンスを鑑賞。車内では、バイリンガルのDJが英語と日本語で周辺の観光名所やパフォーマンスのストーリーを紹介する。今回、ストリートパフォーマンスはダンスやアクロバット、セリフを使わない芝居を組み合わせた「サイレントコメディー」で人気というパフォーマーの「ガベジ」がおこなう。

 実施日は、8月8日から9月15日までの金、土、日、祝日。8月23日と9月12日は催行しない。所要時間は約60分で、出発時間は金曜日が15時と18時、土、日、祝日が10時と14時。旅行代金は3列シートバスの1名席が6900円、2名席が6000円。乗車人数は25人で最少催行人員は15人とした。申し込みは、JTB公式サイトと訪日旅行オンライン予約サイト「JAPANiCAN.com(ジャパニカン)」で受け付ける。

 なお、JTBグループは観光庁が提唱する2020年の訪日外国人2000万人に向け、インバウンドソリューションに積極的に取り組み、その一環として、日本人と一緒に外国人も楽しめる観光の実現によるエンタメツーリズムの推進をめざすという。