昭文社、車に乗らない旅行者向け国内ガイドブック創刊
昭文社は「車に乗らずに旅をする人」向けの新しい国内ガイドブックシリーズ「tabitte(タビッテ)」を創刊し、7月1日から販売を開始する。創刊するのは北海道、東北、日光、東京、鎌倉、箱根・富士山、伊豆、信州、北陸・金沢、飛騨高山・白川郷、名古屋、南紀・伊勢、京都、大阪、神戸、広島・倉敷、松江・出雲、四国、九州、沖縄エリアの20点。
「tabitte」は、「この本を持ってにっぽんの旅をどうぞ!」の意味を込め、「旅(tabi)」とドイツ語で「どうぞ」を示す「bitte」を組み合わせた造語。同シリーズは、前例にとらわれることなく自由な発想でターゲット層のニーズに応える商品を企画することを目的とし、20代から30代の若い社員で構成する「新刊企画プロジェクト」を立ち上げた成果という。
表紙と裏表紙の折り返し部分には鉄道路線図などを掲載。また、主要エリア間のアクセスと所要時間と料金が一目でわかる早見表や、最新の時刻表を調べるための二次元バーコードなども用意した。このほか、現地の見所のグラビアページや編集者が勧める特集ページなどガイドブックとしての機能も充実させたという。
また、購入者を対象に無料付録アプリ「マップルリンク」も提供。電子書籍の閲覧や、宿泊予約の割引、ガイドブックには掲載しきれなかった情報も「編集部旅コメント(旅コメ)」として掲載する。
さらに、創刊を記念して7月1日から9月30日まで、抽選で30名に図書カードを贈呈するプレゼントキャンペーンも実施。同社サイト内の特設ページで応募を受け付けている。