アルゼンチン、ブラジル、「イグアスの滝」水位上昇に伴う影響‐続報5
イグアスの滝の水位上昇に伴う影響について、以下に最新情報をお知らせいたします。
上流域での大雨の影響により異常増水しておりましたイグアスの滝の水量は、現地時間2014年6月16日(月)朝の時点で10,500立方メートル/秒と先週末以来、水量が横ばいの状況が続いております。
アルゼンチン・ブラジル側のツアーの催行状況等、現時点での影響は以下の通りです。
■ 影響・ツアー催行状況等
◎ アルゼンチン側
* 「悪魔の喉笛」に向う遊歩道は、引き続き閉鎖中。。
* アッパーサーキットの一部が閉鎖中。アンダーサーキットについては全面オープン。
* ジャングル&ボートツアー「GRAN AVENTURA」は催行中。
一方、ボートツアー「AVENTURA NAUTICA」は、引き続き催行中止となっております。
→AVENTURA NAUTICAのみがボートツアーが催行されていないのは、AVENTURA NAUTICA用のボート出発地点の堤防が、増水で破壊されてしまったことによります。
今週水曜をメドに再開される模様です。
◎ ブラジル側
* 遊歩道は一部のみ通行可能です。
但し「悪魔の喉笛」を遠望する遊歩道は、閉鎖となっております。
近日中にイグアスの滝を訪問予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
また現在、水量の上昇による影響は、下流域のパラナ河沿岸各地に及んでおり、アルゼンチンのミシオネス州、チャコ州、コリエンテス州では、洪水による住民の避難や橋の水没による村落の孤立が相次いでいます。
イグアスの滝以外に、アルゼンチン北東部へご旅行される方は少ないと思いますが、念のためお知らせいたします。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会