日本航空とNTT東、訪日向け無料WiFiで提携、6月下旬から
日本航空(JL)と東日本電信電話(NTT東日本)は6月下旬、訪日外国人旅行者向けに無料WiFiサービスを開始する。NTT東日本の「光ステーション」を無料で利用可能なIDとパスワードを、JLの海外地区ウェブサイトで提供する。対象は世界26地域の日本語を除く11言語のウェブサイト。航空会社がNTT東日本と提携してIDとパスワードをオンライン上で配布するのはこれが初めてという。
NTT東日本はもともと、新潟と長野、山梨、神奈川の各県以東にある17都道県の約4万6000ヶ所で、外国人の短期滞在者向けに無料でWiFiサービスを実施。今回はJLが持つ訪日外国人旅行者の接点とこのサービスを連携した。
具体的には、海外から日本へのJL便航空券を購入した旅行者に、ウェブサイト上で14日間利用可能なIDとパスワードを提供する。現在は観光案内所などで入手する必要があるため、利便性が向上するという。