郵船クルーズ、飛鳥25周年で12年ぶりに南極・南米クルーズ

  • 2014年6月17日

2004年のクルーズでイースター島に寄港する「飛鳥」 郵船クルーズは、2016年に初代「飛鳥」によるクルーズ開始から25周年を迎えることを記念し、「飛鳥II」による横浜発着100日間の「南極・南米ワールドクルーズ2015-2016」を実施すると発表した。南極および南米行きのクルーズは2004年以来12年ぶりとなる。

 旅程は2015年12月10日に横浜港を出航後、ラバウル、ヌーメア、オークランドへと南下。その後は南太平洋を横断してイースター島などに立ち寄り、バルパライソに寄港後はパタゴニアの氷河を航行。ドレーク海峡を越えて南極海に向かい、その後にリオのカーニバルを観覧する。ブラジル沖を北上後は、初寄港のトリニダード・トバゴや、オランダ領キュラソーなどカリブの島々を巡り、パナマ運河を通過した後はアカプルコやホノルルを経て日本へに戻る。

 参加者には特典として、ラバウル観光やイースター島観光、リオのカーニバル本選の観覧席を用意。そのほかオリジナルの防寒着も提供する。また、飛鳥IIを離れて陸路および空路で移動する「オーバーランドツアー」も予定しており、耐氷船や飛行機を利用しての南極上陸、イグアスの滝やマチュピチュ遺跡などの観光を計画中だという。

 同クルーズの販売開始は今年8月18日からで、通常料金は1室2名利用の場合、1名あたり481万800円から。2014年12月31日までの「早期全額支払割引代金」や、2015年6月30日までの「早期申込割引代金」も設定している。