阪急交通社グループ、4月の海外旅行は22.8%減、業務渡航は堅調

  • 2014年6月18日

 阪急交通社グループ3社(※)の2014年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比20.4%減の177億7113万円となった。最も規模の大きい阪急交通社が中国、韓国、タイ以外のアジアは好調であったものの、これら3ヶ国やその他の方面が苦戦し22.8%減の151億1359万円となった。

 一方、業務渡航の阪急阪神ビジネストラベルと阪神トラベル・インターナショナルは堅調な推移。阪急阪神ビジネストラベルでは、タイは政情不安の影響を受けたが、最も数の多い中国が1%減に留まったほか、インドネシア、シンガポール、韓国、台湾も前年を上回り、欧米も順調。取扱額は1.7%増の28億6883万円となった。阪神トラベル・インターナショナルは、中国、韓国、欧米が好調で0.5%増の3億3341万円であった。

 なお、3社合計の国内旅行は10.8%減の122億963万円、外国人旅行は84.5%増の3億3146万円で、海外旅行を含めた総取扱額は16.3%減の303億1221万円となっている。国内と外国人の詳細は別途掲載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル