KNT-CTホールディングスの2014年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比12.3％増の108億9528万円となった。団体旅行が45.0％増の23億8927万円と好調であったほか、企画旅行もホリデイは苦戦したがクラブツーリズムが2割近い伸びとなり、合計では2.2％増の52億4033万円。個人旅行も11.6％増の32億6568万円となった。

　団体旅行の内訳は、一般団体が39.5％増の19億9725万円、学生団体が81.1％増の3億9202万円といずれも大きく増加。企画旅行のうち、ホリデイは東アジアを中心とした需要低迷や低価格帯商品の削減などで28.7％減の14億7290万円となったが、クラブツーリズムはオランダやベルギーなど西欧商品やSIT、クルーズの商品が好調で、21.1％増の37億364万円となった。

　なお、海外旅行以外では国内旅行が1.0％減の247億6838万円、外国人旅行が70.1％増の15億8290万円となり、合計は4.1％増の379億7249万円となった。国内、外国人の詳細は関連ニュースの通り。