アルゼンチン、ブラジル、「イグアスの滝」水位上昇に伴う影響
ここ数日、イグアスの滝及びパラナ川に影響を及ぼす上流地域で大雨が降り続き、現地2014年6月08日(日)より「イグアスの滝」のアルゼンチン側の観光スポット「悪魔の喉笛」の遊歩道が立入禁止、またボートツアー(ブラジル、アルゼンチン側共)の催行が中止となりました。
6月09日(月)からは、アルゼンチン側の全ての遊歩道が立入禁止、ブラジル側では遊歩道の入場は可能ですが、ボートツアーは催行中止となっております。
6月09日の時点では、通常毎秒 1,750立方メートルの水量が、現在は毎秒 43,000立方メートルまで大幅に増え、危険水域に達しております。
これを受け、イグアスの滝の周辺地域では、多くの箇所で洪水が発生しております。
このため通常、滝の遊覧飛行で使用されているヘリコプターも現在は緊急用としても利用されているため、ヘリを利用するツアーは限られた回数しか催行されておりません。
また状況がわかり次第お知らせいたしますが、現在同地にご滞在中の方、また近日中にイグアスの滝への観光をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。