OCVB、フランクフルトの映画祭で沖縄の魅力をアピール
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、このほどドイツのフランクフルトで開催された第14回「日本映画際ニッポン・コネクション」で、吉田康弘監督の「旅立ちの島唄~十五の春~」など県産映画3本を上映し、欧州市場に向けて沖縄の魅力をアピールした。
同映画祭は、2000年から開始している海外最大級の日本映画祭。例年約130作品が上映され、約1万7000名が来場している。5月31日の「旅立ちの島唄」の上映では約300席の会場が満席となり、上映後のアンケートでは「沖縄へ行ってみたい」などの感想も多数寄せられたという。このほか、「ホテルハイビスカス」と短編の「愛と藍」も、それぞれ満席となった。
OCVBでは今回の上映について、「ネットワークの形成がはかれ、今後も映像を活用して沖縄をピーアールする上で良い機会となった」としており、今後も映画祭と連携をはかっていく考え。映画祭の事務局からも、「次回は更に、沖縄の映画や文化を紹介したい」との要望があったという。