跡見学園女子大、「観光コミュニティ学部」、15年4月に開設計画

  • 2014年6月4日

 跡見学園女子大学はこのほど、2015年4月開設予定の「観光コミュニティ学部 観光デザイン学科/コミュニティデザイン学科」の設置認可申請をおこなった。観光立国実現に向けた官民の取り組みが強化される中で、社会のニーズや期待に応えるためという。「女性ならではの目線から元気な日本をデザイン、創造できる人材」の育成をめざす。

 観光デザイン学科は、現在のマネジメント学部マネジメント学科を発展、改組。観光資源の魅力を世界に発信できる能力を鍛えるほか、ホスピタリティ能力、マネジメント能力の修得をめざす。また、2年次には観光関連企業、団体、自治体などでのインターンシップも実施するという。

 一方、コミュニティデザイン学科では公共分野、地域金融機関、コミュニティビジネス、教育、福祉などの分野から地域の活性化に貢献できる人材を育成。2年次には学外での体験実習を必須科目にするなど、実践重視の授業をおこなう。

 なお、新学部の学生は1、2年次は跡見学園女子大学の新座キャンパス、3、4年次は文京キャンパスで学ぶ。受験方法は一般入試、推薦入試、AO入試の3種で、大学入試センター試験は利用しない。入学定員は観光デザイン学科が120名で、コミュニティデザイン学科が80名。