プリンセス、新造船リーガル・プリンセス就航-乗客定員3560人
プリンセス・クルーズは5月20日、新造船「リーガル・プリンセス」の就航を開始した。リーガル・プリンセスは同社の「ロイヤル・プリンセス」の姉妹船。今回の就航により、プリンセス・クルーズの保有客船は18隻となった。
新造船は、総トン数14万2000トン、全長330メートル、全幅47メートル。乗客定員は3560人で、乗組員数は1346人。5月20日にイタリアのベネチア発で7日間の処女航海を実施しており、今夏は地中海でグランドクルーズをおこなう。また、11月には北米を運航し、命名式典を開催後、東カリブ海クルーズを予定している。
船内には、8.5メートル以上海上に張り出したガラス張りフロアで海上散歩が楽しめるシーウォーク、イタリアの街の広場「ピアッツァ」の雰囲気を演出したアトリウムも設置。イタリア料理レストラン「サバティーニ」やホライゾン・ビストロ・ペストリー・ショップなども設けた。船尾部分にはプールを新設。また、中央のプールエリアでは光と水のショー「プリンセス・ウォーター・カラー・ファンタジー」もおこなう。