シカゴ・オヘア空港、日本人も自動入国審査可能に、時間短縮

  • 2014年5月29日

 シカゴ観光局によると、米国税関国境警備局(CBP)とシカゴ市航空局(CDA)はこのほど、米国入国ビザが免除され電子渡航認証システム(ESTA)に登録している38ヶ国の旅行者に対して、自動入国審査(APC)システムの利用を認めることを決めた。APCは従来、米国とカナダの旅行者のみが対象であったが、今後は日本などの旅行者も利用できるようになる。

 APCは無料で利用可能で、事前登録も不要。すでにセルフサービスのAPCキオスク端末が32台設置されている。APC導入前後で、オヘア空港での入国審査の待ち時間は平均27.5%短くなっており、最長待ち時間も15%短縮した。

 なお、CDAなどではシカゴでの入国審査の体制強化を続けており、今後も入国審査担当スタッフの増員も予定しているという。