旅館を世界に発信 全旅連青年部、今年度総会で事業確認
全旅連青年部(1400部員、山口敦史部長=山形県天童温泉・ほほえみの宿滝の湯)はこのほど、東京・平河町の都道府県会館で2014年度総会を開き、13年度事業報告と決算、14年度事業計画と予算などを審議、承認した。
14年度は青年部創立45周年記念式典を、6月4日に宮城県仙台市で開かれる親会である全旅連の全国大会の場で行うほか、隔年で開催される第22回全旅連青年部全国大会を10月8日に京都市で行う。全国大会のスローガンは「みんなが主役 自ら学ぶ全国大会 大人の修学旅行」。
また、2回目となる「旅館甲子園」を15年2月18日に開催する。
山口部長は「今年度は旅館ブランドを世界に向けて発信することに力を入れたい。5月にパリで開催されるOECDウィーク(5-7日)に合わせて日本政府観光局が出展する訪日観光PRブースに参加するほか、同じく7月にパリで開かれるジャパン・エキスポにも青年部として参加します。青年部の活動に期待していただくと同時に、参加をお願いしたい」と協力を求めた。
山口部長が掲げる13-14年度のスローガンは「維新伝心 青年部の共創力で未来を拓こう」。具体的な活動としては(1)税制対応など政策的な課題の解決(2)旅館ホテルの客室の流通に関する課題とインバウンドへの対応(3)構造的課題の解決(4)風通しのいい組織の構築(5)災害支援ネットワークの構築-の5つのミッションに取り組んでいる。
情報提供:トラベルニュース社