日本旅行によると、2013年度（2013年4月1日～2014年3月31日）の海外旅行取扱高は前年比4.4％増の1433億9600万円となった。団体旅行計は6.5％増の243億6400万円で、企画商品計は0.1％増の645億7900万円と微増。企画商品以外の個人旅行も9.7％増の490億5900万円と増加した。

　団体旅行のうち一般団体は3.1％減の147億700万円と減少したが、教育旅行団体は25.5％増の96億5700万円と増加。企画商品では「マッハ・ベストツアー」が2.0％増の560億8400万円と増えたが、他社企画商品は11.1％減の84億9500万円と前年を下回った。

　海外旅行以外では、国内旅行は6.0％増の2469億8700万円で、このうち団体旅行計は8.9％増の607億300万円、企画商品計は10.0％増の95億9000万円、JR券、航空券、一般宿泊などの個人旅行計は0.5％増の911億9300万円となった。国際旅行は39.3％増の156億3800万円、付帯事業を含めた総計は6.4％増の4060億9200万円だった。

　3月単月では、海外旅行は10.5％増の136億6952万円。団体旅行計は5.3％増の21億127万円、企画商品計は13.8％増の69億4511万円、企画商品以外の個人旅行は10.1％増の41億8223万円だった。団体旅行のうち一般団体は6.0％増の7億2135万円、教育旅行は4.9％増の13億7992万円とともに前年超え。企画商品では他社企画が7.6％減の7億1767万円と減少するも、「マッハ・ベストツアー」は16.9％増の62億2744万円と2桁増となった。

　このほか、国内旅行は24.4％増の240億6206万円、国際旅行は62.6％増の19億9849万円、付帯事業を含めた総計は20.6％増の397億3075万円だった。