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阪急交通社グ、13年度の海外旅行は10%減-3月単月は5.2%減

  • 2014年5月18日

 阪急交通社グループ3社(※)の2013年度(2013年4月~2014年3月)の取扱額で、海外旅行は10.0%減の2595億7800万円、国内旅行の取扱額は10.6%増の1449億円となった。外国人旅行は110.8%増の8億5800万円、総取扱額は3.5%減の4053億3600万円だった。

 3社それぞれの取扱額では、阪急交通社は海外旅行が11.6%減の2277億5300万円、国内旅行が10.5%増の1429億9100万円、外国人旅行が110.8%増の8億5800万円、総取扱額が4.1%減の3716億200万円となった。

 一方、阪急阪神ビジネストラベルは、海外旅行が4.1%増の338億3900万円、国内旅行が11.6%増の32億7500万円とともに増加し、総取扱額は4.7%増の371億1400万円と前年を上回った。阪神トラベル・インターナショナルは海外旅行が4.7%増の43億3700万円と増加したものの、国内旅行は5.0%減の3億600万円と減少。総取扱額は4.0%増の36億4300万円だった。


▽3月単月の海外旅行は5.2%減、アジア方面堅調-外国人旅行は420.8%増

 3月単月では、グループ3社全体の取扱額は海外旅行が5.2%減の218億5765万円、国内旅行が0.2%増の124億3967万円。外国人旅行は420.8%増の1億101万円で、総取扱額は3.1%減の343億9833万円だった。

 海外旅行の各社ごとの取扱額は、阪急交通社が6.2%減の191億9696万円と減少。北米、中南米方面が好調に推移したが、その他方面で前年を下回った。阪急阪神ビジネストラベルは4.9%増の28億7654万円と増加した。中国方面が堅調だったほか、インドネシア、シンガポール、韓国、台湾方面も前年を上回ったという。阪神トラベル・インターナショナルも東南アジアの活発な経済情勢の効果などにより、4.9%増の28億7654万円と増加した。

 国内旅行は阪急交通社で0.2%減の122億6817万円、阪急阪神ビジネストラベルで29.6%増の3億1107万7000円、阪神トラベル・インターナショナルで2.9%減の2295万円。阪急交通社の国内旅行は、中国、九州地方で前年を上回ったが、その他の方面は前年並みだった。

 このほか、阪急交通社のみが取り扱う外国人旅行はアジア方面からの訪日が増加し、420.8%増の1億101万円となった。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル