日本旅行、夏の海外旅行は3%増の9万人めざす-「父の日割」新設も
日本旅行は4月11日から5月にかけて、夏の海外旅行パッケージツアーを順次発売中だ。7月から9月の取扱人員目標として、前年比3%増の9万人をめざす。今年は夏の重点顧客層である家族層向けに、「ちょっと贅沢」をキーワードにした新商品を設定。家族旅行の更なる促進をはかり、「夏のイチ押し」シリーズで「父の日割」も新設した。
家族層向けの新商品では、「今年の夏はちょっと贅沢な旅へ!家族DE夏バカンス」を発売。フロリダやカリフォルニア、ケアンズ、ハミルトン島などのリゾートを中心に、質にこだわった「ちょっと贅沢」なツアーを用意した。宿泊施設ではクラブラウンジが利用できる部屋など、質にこだわった多様な部屋を用意。空港からホテルまでの専用車送迎付きのコースも多数設定した。往復の国際線では追加料金無しで隣席または近くの席を用意する。
また、「夏のイチ押し」シリーズで17方面のラインナップを用意し、6月15日の父の日までに予約を完了すると父親の旅行代金が5000円割引となる「父の日割」を新他に設けた。3名以上の家族で適用する。
さらに、夏のヨーロッパ方面の特別企画として、「アリタリア‐イタリア航空で行くイタリア」と「スカンジナビア航空往路ベルゲン直行便で行く北欧」を用意。イタリアの商品ではレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の貸切特別鑑賞が可能な出発日を設けたほか、アリタリア-イタリア航空(AZ)の成田/ベニス線を活用した往復直行便利用コースを多数用意した。北欧商品は夏休み需要の取り込みをはかり、8月9日の土曜出発限定で設定した。
このほか、「ふぁみバケ」シリーズでは、ハワイ、グアムとサイパン、アジア、オーストラリア4方面を用意。2歳から12歳未満の子供と12歳から18歳未満を大人代金の最大半額にする割引制度や、5月31日までの申し込みで母親の旅行代金から1万円割り引く「ママ割」も継続する。