カーニバル・ジャパン、キュナードとシーボーンの新事業部門設立

  • 2014年5月12日

 カーニバル・ジャパンは5月1日、「キュナード・ライン」と「シーボーン・クルーズライン」の新たな事業部門を設立した。カーニバル・ジャパンによると、クルーズ市場の拡大に伴い、昨年から販売を強化しているプリンセス・クルーズ以外のクルーズにも力を入れることで、さらなる取扱増をめざす。

 具体的には、今年3月の初寄港で「クイーン・エリザベス」の知名度が高まり販売が好調なキュナード・ラインと、現在の3隻体制から2015年5月に4隻体制となり、今後販売の伸びが期待できるシーボーン・クルーズラインの2社を日本市場で販売強化することで、カーニバル・ジャパンの新たな事業の柱とするねらいだ。

 新たな事業部門として、2社のセールスとオペレーションを独立させ、専任担当者を複数名配置。事業部門の責任者にはカーニバル・ジャパン営業本部長の児島得正氏が就任した。今後は東京本社で日本全国の営業と手配を実施。広報機能の強化もおこない、認知度の向上をはかる。