成田、13年度国際線方面別旅客、アジア、台湾2桁増に-グアムは1割減

  • 2014年5月5日

 成田国際空港(NAA)によると、2013年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の国際線方面別旅客数で、中東を含むアジアと台湾が2桁増になった。中東を含むアジアは13%増の353万6200人、台湾は12%増の93万5300人だった。

 一方、グアムと韓国、中国は前年を下回っており、グアムは10%減の64万3700人、韓国は7%減の122万4600人、中国は0.1%減の161万7600人と微減した。NAAによると、グアムについてはチャーター便の減少が2桁減の一因との考え。中国、韓国については国交問題などによる旅行控えなどを要因としてあげた。14年3月単月でも、グアムは19%減の6万2400人、韓国は4%減の11万200人と前年を下回っている。

 そのほか、方面別旅客数の詳細は下表の通り。