成田空港にカプセルホテル「ナインアワーズ」開業、7月20日から
成田国際空港(NAA)によると、7月20日、第2旅客ターミナルビルに直結した第2駐車場ビル地下1階にカプセルホテル「ナインアワーズ 成田空港」が開業する。
NAAでは旅客が快適に滞在できるよう、施設の機能充実に取り組んでいるところ。NAAによるとLCCの早朝便の乗客など、平均1日100名がターミナル内に宿泊しているといい、今回の開業により、乗客の更なる利便性向上をはかる考え。
また、乗継客の利用も見込み、宿泊に加えデイユースやシャワーのみの利用にも対応する。年中無休で24時間受付、チェックインも可能とした。
ホテル面積は783.75平方メートルで、カプセルユニットとして男性用71室、女性用58室の計129室を用意。シャワーは男性7室、女性9室の計16室を設置する。
宿泊料金は3900円からで、デイユースの場合最初の1時間が1500円、以降は1時間毎に500円で延長できる。シャワー利用は1時間以内で1000円とした。なお、宿泊、デイユースの場合はシャワーを無料で利用できる。
予約は4月28日から、ナインアワーズ専用サイト、メール、電話で受付を開始する。また、7月20日から31日まで、各日先着で男女各25室、計50室限定で宿泊料金を2900円で提供する。
なお、第2駐車場ビル地下1階は日本貨物航空(NCA)が昨年夏までオペレーションセンターとして利用しており、同スペースは引き続きNCAがNAAから賃借中。カプセルホテルはナインアワーズがNCAからの業務委託で運営する形をとる。