JTB首都圏ブライダル事業部事業部長の田島弘良氏　JTB首都圏では、4月17日に「ウエディングプラザ横浜本店」を開業したことを記念し、海外ウエディングの新商品として、高品質な挙式とセレモニーをテーマにした「プレリアーム」を展開する。

　プレリアームはpremium（付加価値のある）とreal（本物の、現実になる）、dream（夢のような）を組み合わせたJTBの造語。このほどウエディングプラザ横浜本店で開催した会見で、JTB首都圏ブライダル事業部事業部長の田島弘良氏は「JTBならではの最高のクオリティを形にした」とし、「夢のような付加価値のあるセレモニーが皆様の現実になるような商品にしたい」と意気込みを示した。

　まずは第1弾として、6月頃にJTBの海外ウエディングのシェアの65％を占めるハワイの商品を5つ発売し、夏にかけて第2弾を発表していく予定だ。プランの平均単価は2名の挙式のみの代金で500万円から800万円。専門知識が求められる高付加価値商品であるため、まずはJTB首都圏がウエディング専門店と位置づける「ウエディングプラザ銀座本店」「ウエディングプラザ横浜本店」で販売をおこなっていく。

　例えば、「プレリアーム テラスバイザシー」では、ヘアメイクアップアーティストの高橋貢氏が日本滞在中から現地まで同行し、トータルサポートを実施。ザ・テラス バイ・ザ・シーを挙式のために貸し切る。衣装はオートクチュールのドレスやタキシードで、移動は全てハマーリムジンとした。

　また、「プレリアーム トランプ ホテル ワイキキ」では、トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ・ビーチ・ウォークのペントハウスを挙式に使用。JTBによると、挙式プランは業界初だという。到着から挙式まではバトラーサービスにより専任者がフルアテンドを実施。スパに招待するほか、滞在中の全朝食はルームサービスとした。

　このほか、アールイズ・ウエディングの協力で、ザ・カハラ・ホテル＆リゾートで、完全オーダーメイド型のオーシャンフロントガーデンでのウエディングも提供するという。