滋賀県の湖南地域観光振興協議会はこのほど、マスコミやブロガー24人を招きモニターツアーを実施した。野洲市、守山市、草津市、栗東市の観光素材を発信するねらい。

　野洲市では、市内で発見された24個の銅鐸などを展示している歴史民俗博物館、勾玉づくりなどが体験できる弥生の森歴史公園、イチゴ狩りが楽しめるフェリーチェなどを見学。フェリーチェでは摘んだイチゴをチョコレートフォンデュで食べる体験も行っている。団体対応も可能。

　守山市では、市指定史跡の大庄家諏訪家屋敷に立ち寄る。予約でのみ見学可能で、7月初旬には半夏生が観賞できる。ふなずしパイ、もりやまポテトを販売するモンプレープは湖南の土産にも。

　草津市では草津宿本陣を訪ねた。大名が自ら休憩か、1泊2食付きか、1泊食事なしかを示す宿泊札が多数残っている。脇本陣は現在ベーカリーカフェになっており最大60人収容。旅行会社には送客手数料あり。

　栗東市の琵琶湖ワイナリーは、湖南アルプスの麓に広がるブドウ園の中心にシャトーが建つ。ブドウ栽培からワインのビン詰めに至るまで一貫生産を行っている。自家栽培のワインは美味い。イナリーの見学と試飲は事前に予約が必要だ。

情報提供：トラベルニュース社