観光庁、「マーケティング戦略本部」設置、外部から専門家参加
観光庁は4月11日、訪日外客数2000万人の達成に向けて「マーケティング戦略本部」を設置した。ビジット・ジャパン事業について、2000万人をめざすためには従来とは全く異なる取り組みが必要との考えのもと、初めて外部からマーケティングの専門家の参加を求め従来の手法の検証と、より科学的かつ合理的な分析のもとで、戦略的にプロモーションを展開していく方針。
マーケティング戦略本部では、観光庁長官が本部長、観光庁次長が本部長代理を務めるほか、外部専門家として早稲田大学商学学術院教授の恩藏直人氏、千葉商科大学サービス創造学部准教授の安藤和代氏が参画する。また、国土交通省内で関係する部局と日本政府観光局(JNTO)も加わり、より効率的な訪日プロモーション事業の推進体制の構築をめざす。
▽観光庁マーケティング戦略本部メンバー
本部長
観光庁長官
本部長代理
観光庁次長
副本部長
観光庁審議官
JNTO(日本政府観光局)海外マーケティング担当理事
本部員
恩藏直人氏(早稲田大学商学学術院教授)
安藤和代氏(千葉商科大学サービス創造学部准教授)
観光庁国際観光課長
観光庁参事官(日本ブランド発信・外客誘致担当)
国土交通省総合政策局国際政策課長
国土交通省航空局航空戦略課長
JNTO(日本政府観光局)経営戦略部長
JNTO(日本政府観光局)海外マーケティング部長
※本部員は必要に応じて追加