エミレーツ航空（EK）はこのほど、iPad専用の「エミレーツ・アプリ」を公開した。EKによると、一部の市場では公式サイトへの訪問者の約20％がiPadを使用しており、多くの旅行者がiPadを使って旅行の予約や管理をおこなっているため。アプリの開発によりモバイル分野の強化をはかる。

　ターゲットは、海外に感心を持ち、モバイルデバイスを持ち歩き旅行する層。アプリでは、世界6大陸130都市以上の就航地の検索、フライトの予約をはじめ、座席の選択や、特別食の注文、iPadへの搭乗券のダウンロード、オンラインチェックインなどの予約管理全般が可能だ。

　また、ファーストクラスとビジネスクラス向けの無料送迎サービス、エミレーツ専用ラウンジの検索、フライト状況を追跡するアラート設定、フリークエントフライヤープログラムのスカイワーズのアカウント管理も可能だ。このほか、写真で機内食やラウンジ、シャワースパなどを提供する。

　なお、現在携帯用アプリでも利用できるよう作業を進めているという。