クラツー、「ひとり旅」強化で組織を一部改正

  • 2014年4月8日

 クラブツーリズムは「ひとり旅」の強化をはかり、4月1日付で組織の一部改正を実施した。「ひとり旅」を企画しているテーマ旅行部内のコミュニティ旅行センターを海外、国内部門に分け、「海外コミュニティ旅行センター」「国内コミュニティ旅行センター」を新設。専門性をさらに高めることで商品の拡充をはかる考えで、人員も増員する。

 「ひとり旅」は1名での参加が条件のツアーで、1997年の発売以来売れ行きは好調に推移。1997年度は約2000名の取り扱いだったところ、2012年度は約3万5000名まで増加しており、今後の伸びも期待できるという。

 人気の理由は、ひとり旅ならではの自由さ、気軽さと、団体ツアーならではの他の参加者と交流し旅の楽しさを共有できる点との分析。個人のひとり旅と団体ツアーの双方の利点を併せ持っているとした。発売当初から女性の参加率は高く、最近では女性限定ツアーが増加し、女性の参加者は全体の8割を占める。また、質の高い宿にゆったりと宿泊するツアーなど、贅沢さを訴求した商品に人気が集まっているとした。

▽訂正案内(2014年4月9日 13時50分 編集部)
訂正箇所:3パラグラフ3文目
誤:・・・女性限定ツアーが増加し、商品全体の8割を占める。

正:・・・女性限定ツアーが増加し、女性の参加者は全体の8割を占める。