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アメリカン航空、羽田昼に意欲、成田も維持-B787導入検討も

  • 2014年4月6日

▽財務体質改善で新規投資、B787日本導入も

 また、ペリラン氏はUSとの合併で財務体質が改善したことで、「かつてない規模の投資ができるようになった」と説明。合併前の10年間は100億ドルの損失を出していたが、合併後は2013年末で19億ドルの利益を計上したという。AAでは利益を活用し、新機材やサービスに対し積極的に投資をおこなう方針で、すでに1000機以上の機材を発注済みだ。

 機材では、2014年末にはボーイングB787型機を受領予定で、B787を活用した日本路線の新ルートも検証中。「今から1年後には日本にB787が運航しているだろう」と語った。

 このほか、AAでは人的投資もおこなうとしており、アジア市場の拡大も見据え、日本語を含むアジアの言語を話すスタッフの採用も積極的に展開中。日本語を話せるスタッフも含め、1500名以上の客室乗務員を採用する計画だ。