キャセイパシフィック航空（CX）は今夏から秋にかけての繁忙期需要に応えるため、札幌、関空／香港線を増便する。札幌線は7月3日から8月30日まで現行の週4便を週10便に、関空線は9月1日から10月25日まで現行の週35便を週38便に、それぞれ期間限定で増やす。

　運航機材は札幌線・関空線ともにボーイングB747-400型機で、座席数はファーストクラス9席、ビジネスクラス46席、プレミアムエコノミークラス26席、エコノミークラス278席の計359席。政府認可申請中だ。近年香港の旅行者の間で、夏の北海道に対する人気が定着しているため、CXでは今までも7月から8月にかけて、札幌／香港線を毎日1便に増便し運航していたが、今夏は週10便にまで増強する。

　一方の関空／香港線は、今年2月に新たにデイリー便を加え毎日5便の週35便を運航しているが、今後の需要増が予想されるため、さらに週3便増やす。

　今回の増便により、北海道と関西地区の旅客に対して、香港以遠へのより多くの選択肢を提供することで、利便性が向上するという。増便されるスケジュールは以下の通り。

▽CX　札幌／香港線　増便分スケジュール（7月3日～8月30日）
CX583便　CTS　17時35分発／HKG　21時35分着（月、木、土）
CX582便　HKG　07時55分発／CTS　13時50分着（月、木、土）

▽CX　関空／香港線　増便分スケジュール（9月1日～10月25日）
CX593便　KIX　18時40分発／HKG　21時35分着（月、木、土）
CX592便　HKG　07時55分発／KIX　12時45分発（月、木、土）
※CX593便は10月25日のみ、KIX　19時05分発／HKG　22時00分着