日本旅行、羽田乗継の欧州ツアーを新設定-九州、沖縄発で
日本旅行はこのほど、3月30日から増便される羽田発着欧州線を活用し九州、沖縄発の欧州ツアーを発売した。九州、沖縄地域の国際線はアジア方面が中心。日本旅行では沖縄、九州発で欧州、米国方面ツアーの場合、国内線で羽田に到着後、旅行者が自分で荷物を持ち、バスなどで成田に移動するコースが主流だった。さらに、乗り継ぎ時間により前後泊が必要となるケースが大半だった。
今回、羽田発着の欧州線を利用することで前後泊や成田への移動が不要となるのに加え、荷物は出発空港で預けると到着空港までスルーで移動。時間を節約して欧州旅行が楽しめるようになることから、九州や沖縄では売れにくいとされていた欧州への旅行者増を期待しているという。販売人員は600名をめざす。
出発地は福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、佐賀、北九州、那覇の9空港。企画コース数は11コースで、添乗員付きの周遊型が8コース、個人旅行型が3コース。設定期間は4月から10月まで。利用航空会社は日本航空(JL)のロンドン線、パリ線と、全日空(NH)のロンドン線、フランクフルト線、エールフランス航空(AF)のパリ線。