エイチ・アイ・エス（HIS）は3月21日、添乗員同行の旅「インプレッソ」ブランド誕生15周年を記念し、特別企画として世界遺産のサグラダ・ファミリアとガウディ建築の「カサ・バトリョ」貸切見学を組み込んだツアー「スペインロマン紀行8日間」を発売した。貸切見学は6月から8月、10月に合計8設定日を用意している。

　ツアーはサグラダ・ファミリアの一般見学時間終了後に入退場時間込みで約1時間を貸し切り、ツアー参加者のみで見学する。サグラダ・ファミリア内はオフィシャル日本語ガイドが最大40名を1グループとして案内する。

　HISでは昨年秋にサグラダ・ファミリア貸切特別企画を実施。2回目となる今回のツアーでは、翌日に建築家のアントニオ・ガウディが手がけ、世界遺産に認定された邸宅「カサ・バトリョ」の貸切見学も設定。開館30分前に入場し、ゆったり見学できるようにした。

　また、ツアーではロルカ城の敷地内にあるパラドールに宿泊。通常5時間かかるマドリード／コルドバ間は特急AVEを利用し約2時間で効率よく移動するなど工夫した。

　このほか、4月6日までの成約で1名1万円割り引く特典を用意。成田発着国際線の航空座席は窓側2人席を確約する。旅行代金は燃油サーチャージ込みで1名33万9000円から38万9000円。