スペイン・バルセロナ、スリ・置き引きにはお気を付けください!

  • 2014年3月15日

 バルセロナはすっかり春の陽気で気温も15度を超えるような日が続いております。

 3月は何といっても学生旅行シーズン! そんな学生旅行シーズンまっただ中ですが、この時期に増えてくるのが盗難の報告です。

 先日カタルーニャ州警察、日本国領事館、在バルセロナのホテル担当者と盗難防止のためのミーティングがありましたので参加して参りました。

 警察の報告によりますと、バルセロナ全体の盗難の件数は例年よりも減少しているそうで、ここ数年、主要観光地でのパトロール強化によるものだそうです。

 それでもまだまだ日本人を狙ったスリ・置き引きは多く、領事館の方から「同じ場所で一日に4件もスリの被害があった」との報告がありました。

 なおバルセロナで発生している被害のほとんどが「スリ」もしくは「置き引き」です。

 以下にバルセロナにおけるスリ・置き引き被害の状況について、ご案内いたします。

■ 手口
◎ 通りかかったところに足をかけてつまずかせ、その隙に財布を抜き取る『足かけスリ』
◎ ケチャップや液体を服にかけて「汚れてますよ」と気をそらせ、その隙に財布を抜き取る『ケチャップスリ』
◎ ホテルのチェックインで後ろに並ばれて、目を離した隙に手荷物を取られる『チェックインスリ』
などなど。

 また朝食会場やレストランにて、席取りのためにバッグを置いておくのもNGです。

■ バルセロナで被害の多い場所
◎ サンツ駅構内および周辺
◎ 地下鉄駅構内
 → メトロの駅構内では、日本語で防犯を呼びかける放送が流れます。

◎ サグラダ・ファミリア周辺
◎ ランブラス通り
◎ ホテルロビー
楽しい旅行が嫌な思い出にならないように「自分の身は自分で守る」。盗難には十分にご注意ください。

 また最近では「スマートフォンの忘れ物」も多発しておりますので、あわせてご注意ください。

※参考: 在バルセロナ日本国総領事館作成
 日本から来られた皆様へ「バルセロナへようこそ」~安全快適に滞在するために~
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/download/2013/triptico_seguridad.pdf

(下記の写真は、朝、開場前にサグラダ・ファミリア前に出来る行列。

 並んでいるときも、スリには十分お気を付けください。)


情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト日本海外ツアーオペレーター協会