阪急交通社、1月の海外旅行は4.2%減、業務渡航2社は好調
阪急交通社グループ3社(※)の2014年1月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比4.2%減の174億7710万円となった。阪急交通社が5.2%減の151億9362万円となったものの、阪急阪神ビジネストラベルが8.2%増の24億9858万円、阪神トラベル・インターナショナルが4.7%増の3億2192万円と前年を上回った。
阪急交通社は、台湾と米国、オセアニアが前年を上回った一方、中国、韓国など台湾以外のアジア方面が前年割れ。これに対して阪急阪神ビジネストラベルでは、タイがデモの長期化で鈍化したもののインドやインドネシア、ベトナムの取り扱いが増えたという。
なお、3社合計の国内旅行取扱額は6.9%増の77億5164万円。阪急交通社のみが扱う外国人旅行は719.0%増の2623万円で、総計は1.0%減の252億5497万円となった。阪急交通社の国内旅行は四国が前年割れしたが、九州や中国地方がプラス成長したという。
※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル