KNT-CT、1月の海外旅行は1.0%減-クラツー好調、15.9%増に
KNT-CTホールディングスの2014年1月の旅行取扱状況で、海外旅行の取扱は前年比1.0%減の131億3907万円だった。団体旅行は学生団体は23.5%増と上回ったが、一般団体が11.0%減と減少し、合計は4.2%減の14億2726万円となった。
企画旅行はヨーロッパ方面などのロング商品が多少苦戦し、企画旅行全体で1.1%減の85億6067万円。内訳は、ホリデイが17.0%減の37億3884万円、クラブツーリズムが16.3%増の48億309万円、その他海外企画が4.2%増の1874万円となった。海外個人旅行は1.0%増の31億5115万円だった。
近畿日本ツーリストが扱う団体旅行では、一般団体は昨年に複数の大型SITツアーを取り扱った反動などで前年比9.8%減と減少。一方、学生団体は特に修学旅行以外の団体の取り扱い増により、23.5%増と増加。団体全体では前年並みとなった。
近畿日本ツーリスト個人旅行では、ホリデイは東アジア方面を中心に全般的に不調が続いた。各方面とも低価格帯商品のラインナップを縮小した影響もあり、取扱人数、額ともに前年を下回った。クラブツーリズムはSITやクルーズを中心に好調に推移し、取扱額は前年比15.9%増と2桁増となった。
海外旅行以外では、国内旅行が13%増の204億310万円、国際旅行が17.5%増の4億1413万円、総計は6.9%増の344億7129万円。国内旅行では、団体旅行が14.2%増の37億9569万円、企画旅行はメイトが2.9%増の56億225万円、クラブツーリズムが22.9%増の76億946万円、その他国内企画を含めた企画計は13.5%増の132億1176万円となった。個人旅行は9.8%増の33億9565万円だった。