第4回地旅大賞決まる(2) 今後は2次交通手配で宿泊商品に期待
特別賞は5つ。北海道札幌市のグローバー観光の「上ノ国町で遊ぼう・学ぼうツアー」▽山形県鶴岡市の出羽庄内地域デザインの「★★★HAGUROココロもカラダもすっぴんに キレイが満ちる週末旅」▽東京都台東区のセグラスツーリズムエージェンシーの「浅草に来たなら!老舗食事処22店舗から選べる絶対お得なランチクーポン」▽大阪市浪速区の中紀バスの「紀州有田友達と行こうハモタチツアーいいともハモとタチウオ料理ツアー9月~11月」▽鹿児島市の鹿児島県旅行業協同組合の「島の語り部と過ごし、海の幸満載の甑島3島周遊グルメ旅」。
グローバー観光の商品は上ノ国町を訪れる希少性、出羽庄内地域デザインは出羽三山のパワースポットと女性を結びつけたターゲットの明確さ、セグラスツーリズムはミールクーポンを商品化した企画営業力と3千人を超える集客実績、中紀バスと鹿児島県旅協は地域との連携が評価された。
総評として井門委員長は「受賞作を選ぶのはたいへんで、選考委員のイチオシ商品が分散するほど僅差。売りやすい日帰りばかりではなく、2次交通を手配し1泊、2泊する商品がもっと出てくることを期待している」とした。
情報提供:トラベルニュース社