ニュージーランド航空、成田線増便へ、週10便に
ニュージーランド航空(NZ)は11月、成田線を週10便に増便する。これにより、座席供給量は現行より30%増えることになる。また、2007年以降で初めて、日本/ニュージーランド間で通年のデイリー運航が実現する。
NZは先ごろニュージランド政府観光局と共同で、成田/オークランド線を燃油サーチャージ込みで7万5000円から提供するキャンペーンを開始。NZ日本・韓国地区支社長のスコットカー氏は、このキャンペーンに「予想以上に大きな反響」があったとし、日本市場の重要性に対する認識が高まったとコメントしている。
新しいスケジュールは昼便と夜便を組み合わせて提供。これにより、ニュージーランド国内への乗り継ぎと、成田経由でアジアや欧州への乗り継ぎの利便性を高める。路線はオークランドを週7便、クライストチャーチを週3便とする計画だ。
なお、NZでは2019年までに日本からの旅行者を2013年比で倍増する目標を掲げているところ。カー氏は、現行のキャンペーンで5月と6月の日本人旅行者が大幅に増加する見通しであるとし、「今年度は目標以上の成果が期待できる。非常に心強い結果」と強調した。