南アフリカ航空、13年4月から12月のレジャー需要は46%増に
南アフリカ航空(SA)はこのほど、旅行会社、ランドオペレーターなど旅行業界関係者を招き、都内でSA設立80周年記念、日本支社開設40周年の記念イベントを開催した。登壇した南アフリカ共和国大使のモハウ・ペコ氏は「南アフリカ航空の誕生日を祝うとともに、全面的に応援する」と挨拶。SA日本支社長の小野直子氏も「SA日本支社は海外直営支店の中でも唯一のオフラインの支店。これは本国が日本市場を最重要視していることの現れだ」と語った。
小野氏によると、SAの2013年4月から12月の収益は前年比11%増と好調に推移。特にパッケージ商品の増加も受けてレジャー市場の伸びは著しく、レジャー目的の乗客数は同46%増となっているという。
さらに2013年6月に日本とモザンビーク間で貿易協定が結ばれたことを受け、ヨハネスブルクをゲートウェイとした業務渡航も好調。小野氏は「業務渡航、インハウス、JICAなどこの分野は今後5年から10年間はますます需要が高まるだろう」と期待を示した。今後は香港経由で最短で南アフリカへ行けるという点をピーアールしながら、一層のサービス向上をはかる考えだ。