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消費増税後の旅行業 JTBたびネット会が講演会

 JTBと提携する旅行会社で組織するJTBたびネット会(小川会長=龍神観光)はこのほど、大阪市内のホテルで恒例の新春講演会を開いた。

 小川会長は「消費税増税が目前に迫ってきた。本日は兵庫県立大学大学院の佐竹隆幸先生に増税の中で旅行業をどうあるべきかをテーマにご講演いただく。ともに勉強していきたい」と紹介。

 佐竹教授は「中小企業は概ね大企業の下請けになるが、言いなりに仕事を請ける貸与図型下請と技術開発や提案開発を行う承認図型下請がある。皆さんは承認図型下請を目指してほしい」と話した。

 消費税増税については「外税か内税かによって消費がまるで違ってくるので、しっかりと注視しておいた方がいい」と述べ、中小旅行会社はこれまで以上に顧客とのつきあいが大事になり、顧客が持ち得ない情報が武器になると語った。

 交流会では滋賀県の長浜観光協会の岸本一郎会長(浜湖月)らが出席、大河ドラマ「軍師官兵衛」のアピールを行った。

 JTB旅ホ連を代表して藤林久也さん(三朝館大阪営業所)があいさつしたあと、菅原博美さん(ドリーム観光サービス)が乾杯の音頭をとり、懇親会に移った。


情報提供:トラベルニュース社