JR東日本とびゅう、台湾、香港発訪日旅行で桜商品-ASEAN展開も

  • 2014年2月26日

 東日本旅客鉄道(JR東日本)とびゅうトラベルサービスは、台湾と香港からの訪日個人旅行向けブランド「東日本鐵道假期(東日本鉄道ホリデー)」で、2月から桜をテーマにした商品の販売とプロモーションを開始した。東日本エリアの魅力ある観光素材の認知向上をはかり、日本の鉄道の旅の魅力を積極的に発信していく考えだ。

 ツアーは日帰りと宿泊型を用意。弘前、角館、北上の東北三大桜のほか、高田、河口湖、河津など13種類を設定した。現地旅行会社を通じて販売をおこなう予定で、現在台湾、香港ともに6社と契約中だ。

 プロモーションでは、台湾で2月15日から3月14日まで桜をフックに需要喚起をはかり、テレビCMを放送。新聞の全面広告やウェブサイトでのバナー広告もおこなう。さらに、都市鉄道(MRT)ジャックとして、MRTの板南線で2月17日から3月16日まで、車体、車内広告、駅ホーム広告の掲出などを実施する。また、香港では3月から旅行雑誌やフリーペーパーでの広告を順次開始する。

 さらに、今後はASEAN市場でもプロモーションをおこなう計画で、英語版ブランド「Tokyo Rail Days」とロゴも作成。3月からマレーシアとタイで展開する予定だ。