マリオット・インターナショナルは2月22日、上海マリオットホテル・パークビューを開業した。旗艦ブランド「マリオット・ホテル」のホテルは中国で15軒目。ホテルを所有する上海宝華企業集団と長期提携し、経営をおこなっていく。

　ホテルはシャーベイのマルチメディア・バレーに隣接しており、大寧霊石公園の向かいに位置。客室数はスイートを含め317室で、客室には自然化粧品ブランド「タン」の最新アメニティを配した。また、25階にはエグゼクティブルームとスイートに加え、エグゼクティブラウンジを設置。エグゼクティブフロアの宿泊者にビジネスサービスや無料の飲食サービスを提供する。

　ホテルには終日営業のレストラン「上海シティ ビストロ」、広東料理と上海料理を提供する「マンホー チャイニーズ レストラン」、韓国、現代和食をアレンジした料理の「タツミ」、ロビーに隣接する「ザ　ラウンジ」を用意。24時間営業のフィットネスセンターと屋内プール、ゴルフの練習用グリーン、テニスコートなども設けた。

　さらに、MICE用の施設として2800平方メートルのミーティングスペースを設定した。宴会場は65平方メートルの液晶スクリーン2台を備えた1400平方メートルタイプと、液晶スクリーン1台付きの1000平方メートルタイプの2種類。このほか、ファンクションルームも5室用意した。