アマデウス、スリランカ航空がアルテア移行へ-14年半ばまで
アマデウスによると、スリランカ航空(UL)が旅客管理システムの「アマデウス・アルテア」への移行を完了した。ULは関連会社のミヒン・ランカ(MJ)と共に、インド亜大陸で初めてアマデウス・アルテアを導入する航空会社グループとなった。
第1段階として予約、インベントリ、発券の移行を2013年12月に完了。PNR25万件、eチケット96万件以上の移行を12ヶ月以内に完了しており、過去最速の移行の一例となったという。今後はデパーチャーコントロールシステムの移行について、2014年半ばを目処に完了する予定だ。
またULでは、アマデウス・トラベル・インテリジェンス・ポートフォリオによるアマデウス・マーケット・インフォメーション・データを取得。これによりULは広範な分析が可能となり、路線計画を市場ニーズに合致させ収益の拡大をはかることができるようになるほか、ULが2014年上半期に加盟を予定する、ワンワールドのパートナー航空会社との乗り継ぎやスケジュールの最適化に活用することも可能という。