トランスアジア航空、関空/台北線を1日2便に-4月10日から
トランスアジア航空(GE)は4月10日から、関空/台北(桃園)線を1日1便増便し、ダブルデイリーで運航する。政府関係当局に認可申請済だ。増便するのは、関空発夜便、台北発午前便。増便により顧客の利便性を高めるとともに、ネットワーク競争力のさらなる向上をめざす考えだ。
GE日本支社によると、関空/台北線のロードファクターは70%前後で、7割から8割は台湾発の訪日需要。増便分も同様の比率を見込んでいるという。
運航機材はエアバスA321型機の新造機で、エコノミークラスのみの194席。同社ではこのほど新LCCとして「V air」の設立を発表しており、将来的にはGEと機材を共有する想定だという。既存便はA330型機の運航を継続。座席数はビジネスクラス32席、エコノミークラス268席の計300席。
なお、GEの増便により、2014年夏スケジュールで関空/台北線は航空会社7社が週101便、関空/台湾間はチャイナエアライン(CI)の定期チャーター便を含め、7社が122便を運航することになる。
運航スケジュールは下記の通り。
▽GE 関空/台北線 運航スケジュール
・増便分(4月10日~デイリー運航)
GE603便 KIX 19時10分発/TPE 20時50分着
GE604便 TPE 14時30分発/KIX 18時10分着
・継続分(3月30日~デイリー運航)
GE601便 KIX 13時20分発/TPE 15時00分着
GE604便 TPE 08時40分発/KIX 12時20分着