フォトニュース:改修終え魅力増すLAXトム・ブラッドレー新ターミナル
ロサンゼルス国際空港(LAX)のトム・ブラッドレー新国際線ターミナル(TBIT)は、総面積2万5000平方フィート(約2320平方メートル)、総額19億米ドルをかけた2013年9月に第1期拡張工事を終えて、曲線を描く高い天井と光が注ぐガラス張りの壁面で明るく広々としたスペースとなった。18の搭乗ゲートのうち9つはエアバスA380型機など最新の航空機に対応する。
注目すべきは、セキュリティー検査後の施設の充実だ。ロサンゼルスの浜辺に打ち寄せる波をイメージしたターミナルのデザインはフェントレス・アーキテクトが担当、総面積15平方フィートの商業・飲食施設やラウンジなどを含む「ピヤライゴーサ・パビリオン」を設け、米国や英国などで100を越えるショッピングセンターを運営するウェストフィールド・グループによって地元LAの22ブランドを含む60以上の高級レストラン、ショッピング施設がオープンしている。
飲食では地元で人気ハンバーガー店UMAMI BURGERやシーフードのネタの良さで評判のChayaはじめとする話題店の出店も多く、ショッピングではKitsonやFred Segalといったファッショントレンドの最前線を行くLAのブティックからGucciやBvlgariといったラグジュアリーブランドが顔を揃える。
ウェストフィールドとテナントなどパートナー企業がこれらTBITの開発プロジェクトに投じた金額は8000万米ドルにのぼる。そして、さらに3200万ドルを投じたDFSギャラリアが運営する免税品の充実したラインナップも加わっている。
マルチスクリーン、プロジェクションマッピングも配して利便性と華やかさの両方が感じられるTBITの様子を、商業施設を中心に写真で紹介する。
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